あなたの知っている占いはどんなものがありますか?
その内当たると思うものはいくつあるでしょうか
占いには大まかに命・相・卜(めい・そう・ぼく)が存在します
中国五術の内の3つなのですが
※ちなみに五術にはほかに
「医(い)」鍼灸・漢方・整体など
「山(ざん)」呼吸法・食事療法などがある)
さらに占いは流派が存在し、古典的なものから新しいものに対応したもの
血液型占いや星占いなど話の種になるような娯楽的な内容まで色々あります
神社などでよく見かける九星気学は明治に九星術を元に
命相卜占術をとりまとめた占術です
占い師は命・相・卜を1つずつマスターしておくことが望ましい
その様に言われていたこともありました
そういう意味では、九星気学は使いやすい占いと言えるでしょう
※今では卜術一本で食べておられる占い師さんも多くおられます
日本では占いは当たるも八卦当たらぬも八卦
なんでもお祭り騒ぎやイベントにしてしまう国民性なので
エンタメとして楽しみ、厄年などで慣例的に気を付けるという
独特な進化をこれからも遂げていくのかもしれません
続いて命(めい)・相(そう)・卜(ぼく)それぞれの特徴をご紹介します
命(めい)
生年月日(誕生した日)を用いて運命や相性、性格や適性などを占う方法
西洋占星術・四柱推命・紫微斗数・インド占星術・八字・カバラ数秘術など
算命学や細木先生の六星占星術、動物占い、天中殺もこの分類に入ります
自分の注意期を知ったうえで人生設計を一緒に考えたい!
長期的にみて考えたい時にはとっても有効です
【自分】と【その日(その時間に)生まれた人の性格】を比較し、あっている部分が多ければ多いほどその後の運勢の的中率が上がります
この時期に【この選択をする・しない】
その思考や行動の癖が運勢を変えていく
普段通りでは難が多い時期も
行動や考え方を意図的に変えて行く事で
開運につなげていくためのアドバイスをしっかり見つけましょう
命術が得意な内容
生年月日の持ち主の行動や考え方を客観的に見ることができます
そして、生年月日による相性や接し方の違い・注意点を知ること
統計上、こう動いた結果成功・失敗しやすいという判断が得意です
相性というのはどんなに相手を思いやった行動でも
相手に好意的に伝わらない、すれ違いにつながる
やりすぎてしまって相手にとって良くない状態になる
不足しいていて相手に響いていないなど
その匙加減を知るための物差しの代わりになります
自分と物の相性・人との相性・時期によっての運勢
人間関係を良好にするためのヒントを得たり
頑張りが実りやすい時期や頑張り方の種類について
合う合わない・時期による成功失敗の判断
客観的に自分のこの先を考えて行くヒントをつかむのには命占術の占い!
四柱推命や西洋占星術、インド占星術など、自分の事が書いてある!と思えるものを探してみてください
命術を上手に利用するための準備
命術を利用するためには誕生日、【生年月日と生まれた時間】
そして、【生まれた場所】を調べておきましょう
相性を見る場合は相手の生年月日と可能であれば時間と場所もわかればいいのですが、職場などの関係者でしたら【生まれた年の干支(えと)】がわかるだけでも調べておくと相談しやすいです
それがわからない場合は出会った時期や場所を見る事になります
ご自分の生年月日もわからない場合があります
母子手帳やへその緒などに書かれていることもありますので探してみてください(病院や自治体などによって違う場合もあります)
生まれた時間もまれにトラブルで時間を書き間違っている場合もあります
お産が立て込んでいたりすると記入漏れや同じ日生まれのお子さんの時間が書かれてしまう可能性も否定はできません💦
生まれた時の状況を聞くことができる場合は、是非聞く相手がいるうちに確認してみてくださいませ🌟
過去の出来事と起きた時期を照らし合わせて、どういった生年月日で時間に生まれたのかを探っていくカウンセリングを行うことになります
生年月日・時間がわからない時は時間制の占いを行うと料金が高額になりやすいのでそれなりに出費もかかると考えておきましょう
相(そう)
目に見える身の回りのもの状態から占う占術
姓名判断・持ち物・風水・人相・手相・家相・墓相・印相など
欠けたりそのものの形によって占うので、雑学として親しまれたり
日本の習慣の色々な部分で自然に触れていることもあるのがこの相占術
自分で身につけることができれば
コミュニケーションにも使いやすいのが相占術です
観相学は距離感だったり関わり方をその人の見た目や手の印象から判断でき
顔や手の色、形でなりやすい病気や病気を発症しやすい状態かもわかります
積み重ねて学んでいけば仕事や家庭においても
体調やメンタルの管理の目安になるのでちょっと知っておくだけで
自分の状態、家族や職場の人たちとの人間関係も良好にしていけます
相術が得意な内容
健康管理に現状把握!相術は今を見る占いです
相術は物にもよりますが、人はそれぞれ
生命力や考えに応じたものを選び、姿を変えています
目に見えるものの状態を見る事で
【今頑張っていること・怠けていること】
【その結果から得られる未来】
それらを客観的に教えてくれるのが相術です
このままの状態を維持すべきか?
またはやめるべきか?
自分の身近な人の未来や現状がどうなっていくか?
そういったことを知って、この先どういうことを続けるか
自分にとって悪影響・いい影響の多いものなのかの判別
自分の望みに近い未来に近づくためにできる事を考える目安です
その目安になるからこそ
コミュニケーションの技術の一つとしても活用していけるでしょう
手相や人相は日々変わりますし
自分の周りにあるものは運気によって変化します
断捨離も相占術の一部
その後に物の買い方が変わっていくと未来も変化していきます
自分にとって良い選び方をどう継続していくかが良い未来にしていくのです
相術を上手に利用するための準備
相占術には様々なものがあります
占いの種類によって準備が必要です
姓名判断、人相学、手相については特に準備はいりません
自分以外について占い場合にはその本人を連れていくか
写真などでもある程度占うことは可能です
もし占い師に依頼をするのであれば
【どうなっていきたいか】を明確に持っていると
エンタメから一歩踏み込んだアドバイスをもらうことができます
卜(ぼく)
知りたい内容や未来について、偶然に選択した象徴を利用して導き出す方法
タロット・易・サイコロ・ルーンなど
おみくじやフォーチュンクッキーもこの卜(ぼく)の一種になります
偶発的に出た情報から、必要なものを取捨して
連想ゲームのように関連する情報を並べていきます
その情報の中から自分の中の問題への答えやヒント、今後の方針を決めるためのアドバイスを得るための占いです
占い師のいいなりではなく「自分なりの答え」を探すことが肝心!
卜術が得意な内容
相手の生年月日がわからない場合にも気軽に占うことができます
いつも電車で見かけるあの人との恋だとか
なくなったものがどこにあるのか
などなど多岐にわたることが占えます
個人情報も使用しないので、イベントはもってこい!
卜術は命術・相術と違って端的に結果をお知らせすることもできるので
イベントで用いるなら最適な占いです
おみくじに近いものであれば素人にも簡単にできてしまうので
占いをやってみたいけど、勉強したくないという人にもお勧めです
タロットなど最初は書籍を参考にして感覚をつかみ
読み方のバリーションを極めていけばお子さんにもできてしまいます
卜術を上手に利用するための準備
卜術はきちんと質問を明確にした方が具体的な答えがもらえます
質問がぼんやりしているとアドバイスもぼんやりしてしまうので
ただのエンタメとして付き合うのが良いでしょう
自分の意志や知りたいことを明確にしておくのがコツです
「いつ・だれが・どこで・何をしたらどうなる?」
「AとBどっちが良い結果になる?」
「相手が自分と付き合いたいと思ってくれるか?」
相手の気持ちを占うにもLOVEなのかLIKEなのか
どんな関係になっていきたいのか
自分の気持ちがしっかりしていればしているほど
卜術の結果はしっかり丁寧に答えをくれます
自分に合う占術の探し方のまとめ
占いで幸せになるには、自分に必要な占術についてある程度知り
必要な情報を事前に準備しておくと占いで出てくる答えは
より、その人にとって必要なアドバイスになって返ってきます
命占術は、生年月日と生まれた時間・場所が必要
相占術は、本名やハンドルネーム、手や顔の写真など占いをするのに必要なものを準備
卜占術は、明確な知りたいことが必要
占いを使うにも学にも自分に必要なことが何なのか
どう使っていくのかを明確にしていけば
どれが自分にとって必要な占いがどれかを判断できるようになるでしょう