ルーン文字北欧神話

ルーン文字と北欧神話

ルーン文字には北欧神話の神々の力が宿っています。

ルーンは古ノルド語で「秘密」と言う意味。古くから占いやおまじないに使用されています。

北欧神話のオーディンもこのルーンの秘密を知るために苦行(?)を行ったそうです。

力がとっても強いので、昔は「ルーンマスター」と呼ばれる人のみに使用が許されていたと言われています。

日本でも魔よけやお守りとしてアクセサリーに使われていたり、ゲームやアニメのエフェクトや魔法陣などで見かけるので「見たことがない!」と言う人は少ないかもしれません。

ルーンの持つ3つのパワー

ルーンには3つのパワーがあると言われています。

  1. 共鳴するものに助力する「願いを叶えるパワー」
  2. 悪いエネルギーを抑え込む「魔よけのパワー」
  3. 迷いが生じた時にヒントをくれる「導きのパワー」

北欧の神々があなたや身の回りの人を助けてくれるルーンのパワーをきちんとつかえたなら、強い味方になってくれそうです。

ルーンに関わる北欧の神様たち

北欧の神様はゲームや漫画でもたびたび名前が登場するので、名前だけは知っている人は多いかもしれません。

【創造神】ユミル

この世を作った神様で、とっても残忍な雌雄同体の巨人。

牝牛のアウズンブラの乳をのむことでその身体から多くの巨人を生み出した。

アウズンブラは塩をなめて初の人間の形をした神である「ブーリ」が生まれる。

ブーリはユミルの生み出した巨人「ヨトゥン」との間に「ボル」と言う息子を授かった。

ボルもユミルの生み出した巨人「ベストラ」との間に3人子を授かった。

その3人の子は「オーディン」「ヴェリ」「ヴェー」

残忍なユミルは3人に倒され、この世を作るための糧となった。

そして、オーディーンは最高神となった。

ユミルと言えばやはり今は進撃の巨人でしょうか。北欧神話を読むとより楽しめるかもしれませんね!

【最高神】オーディン

知識の神・詩の神・武勇の神

彼は力を得るためにユグドラシルで9日間も首を吊ったり、グングニルで体を串刺しにしたり、知恵を授かる水をもらえるのなら右目を捧げることもしています。

戦いの世の中では、願いが叶うなら死ぬ気で努力しなさいって言われているようなエピソードです。

女神フリッグ

愛と結婚の女神・オーディンの妻

息子のピンチには尽力するいいお母さんであることは間違いない。

だけど長い間オーディンが城を空けたときにオーディンの弟と関係をもつお話があるらしい。それはフリッグの侍女「フリーン」だと言う話もあるのですが、日本語の不倫となんとなくリンクしてて不思議な感じがします。

フリッグとフリーンは同一人物かどうかはわからないけれど、不倫的なお話は存在するようで、昔からこの手のお話は戒めなのか娯楽なのかはわからないけれど続いているんですね。

トール神

雷の神・農耕の神

父はオーディン、母はオーディンの娘ヨルズ

娘を奥さんにすることは神話では良くあるのですが、昔は普通だったのかもしれません。しかし、血が近い者同士の結婚は遺伝的に免疫が偏ってしまうことが言われています。

近親婚の場合、特定の才能以外はからっきしと言うことが多くなるのか、神話でも人格的どこかぶっ飛んだキャラクターが多い印象があります。

最強の神とされるトール神は単細胞に描かれたり、戦い以外に興味がないように書かれたり、とにかく強い印象が強い。そして、高確率で切れやすいタイプに描かれています(^^;

仕返しのやり方がワンパターンだったり、幼い行動が見て取れるので、頭が足りていないところがチャームポイントと言うか母性父性は刺激されそう。

フレイ神

富の神

フレイヤの双子の兄。フレイと言う名には主人と言う意味を持つ通称。本名はユングヴィであると言われている。

他にも貴公子と呼ばれることから、漫画やゲームではやたらとキラキラしていたり、王子様キャラで描かれることが多い。恋をすることで必ず勝利すると言う剣を失ったことが死をもたらすと言うエピソードがあるらしく、美しく描きたくなるのもうなずける。

ティール神

戦いの神・勝利の神

片腕のテュール・隻腕のテュールと呼ばれる神で出生は諸説ある。利き腕を捧げてしまってもなお、とんでもなく強かったと言う。ローマ神話のマールスとよく混同される。北欧神話のトール神とも名前のせいでよくごっちゃになる。

戦いの多かった時代の戦いの神は扱いが雑に感じるのは「勝利」=「生き続ける」=「正義」が得られるなら細かいことは二の次と言うことだったことを感じずにはいられません。

ようは勝てるならなんにでも縋るし、縁起も担ぐ!現代人は生きることへの執着心をもう少し持った方がいいのかもしれない。

バルドル神

光の神

優柔不断だけどとっても優しく光の様に美しい神様。ヤドリギ以外では死なない不死身設定なので、色んなものをバルドルにぶつけて遊ぶ遊びがあったとか。

ヤドリギ以外って言うのがフラグで、一回死んでしまい新世界で復活した。

詳しくは北欧神話などを読んでもらえると嬉しいです(´∀`*)ウフフ

女神フレイヤ

豊穣の女神・恋愛の女神・死者を迎える女神・黄金を生む女神

恋愛の神だけあって夫のオーズさんはほったらかしな割に、宝石と言う意味を持つ「フノス」と「ゲルセミ」と言う娘がいます。

オーズさんが戻ってこなくなっちゃった時、フレイヤさんはオーズさんが恋しくなって世界中を探し回ったそうです。

恋と愛は別物なのかもしれないですね。

北欧神話を読むとルーン占いはもっと楽しい

北欧の神話は恋愛に冒険談に読み物としてはぶっ飛んでいるところがあって面白いです!

神様の性格とかキャラから知りたい人は漫画から入るともっと知りたくなるかも!

次回はルーン文字とアルファベットの対応を一覧で見ていきたいと思います(*´▽`*)

スポンサドーリンク
スポンサードリンク



スポンサードリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサドーリンク
スポンサードリンク